梅雨入りしましたが、雨の日があったり夏の様なカラッと晴れた日があったりと
めまぐるしく空模様が変化する毎日ですが、
わんちゃん・ねこちゃんたちは元気に過ごせていますかでしょうか?
さて今回は、わんちゃん・ねこちゃんではなく、トリさんのお話をしたいと思います。
6月に入ると徐々に減ってはくるのですが、それでも突然出会ってしまう『迷子ヒナ』についてです。
春先からよく見かける野鳥の代表といえば ツバメ です。
ツバメは、地域にもよりますが3月終わりごろから巣作りをし、4~7月にかけて卵を産み子育てをします。
そもそも野鳥のヒナは、飛び方や餌のとり方・外敵からの身の守り方など、
生きていくうえで必要不可欠な様々な事を親鳥から学び独り立ちしていきます。
親鳥から学ぶこれらの事は、ヒトから教える事ができないものであるため、
この機会を奪ってしまうことは野生で生きる上で大きなリスクになる可能性があります。
ヒナのその後の事を考えると親鳥に返すことが一番だと考えられます。
そのためツバメのヒナが巣から落ちてしまった、というご相談を受けた際には巣に戻してもらうようにお願いしています。
「ヒトの匂いが付くと親鳥が面倒をみなくなる」 と耳にする事がありますが、
実は一部の種類を除いて鳥類の嗅覚はそれほど発達しておらず、
周囲を取り巻く様々なニオイからヒトのニオイだけを嗅ぎ分けそれを排除するのは難しいと言われています。
その為、ヒトの手によって巣にヒナを戻しても、そのまま親鳥が世話を続けてくれる可能性は十分にあります。
ただし、巣にヒナを戻す際に気をつけていただきたいことがあります。
・ カラスが周りに来ていない事を確認する
・ 親鳥を刺激しないように、巣から離れるタイミングを見計らってヒナを巣に戻す
・ 巣に戻したらすぐに巣から離れる
・ 親鳥が巣に戻ってくるかの確認は離れた場所から隠れて行う
もし落ちているヒナを見つけた時には参考にしてみてください!
動物看護師 福岡