飼育下でないハムスターは冬になると寒さから身を守るため、食べ物を蓄えて冬眠をします。
ですが、飼育されているハムスターが冬眠した場合はいつも通りごはんを食べているため、蓄えがない状態で寒くなったから冬眠をするということになるので、体が耐えられず命を落としてしまいます。
一般的にハムスターは10℃を下回ると擬似冬眠(低体温症)になってしまうといわれています。
なので
・窓の近くにケージを置かない
・夏よりも多くの床材を入れる
・ヒーターを使う(小動物用のものが売っています)
などしっかりと対策をしてあげましょう!
もしハムスターが冬眠してしまったら、ハムスターはとても冷たく、動かなくなっています。
ただし亡くなったわけではないので体は固くなっていないはずです。
まずは部屋を暖かくしてタオルなどにくるみ、湯たんぽなどで温めてあげましょう。
この時ハムスターには直接当てず、間にタオルを挟んであげて下さいね!
飼い主さんの体温で温めてあげるのも良いでしょう。
ここで注意していただきたいのが急激に温めないことです!
急激に温めてしまうとハムスターに負担がかかってしまい命を落としてしまうかもしれません。
数時間温めて起きない場合、すぐに動物病院に連絡をしましょう!
事前に自宅近辺にハムスターの診察を行っている動物病院があるかチェックしておくといいですね。
起きた場合も安心せず、よく様子を見ててあげて下さいね!
ハムちゃんたちは体が小さい分デリケートです!
しっかりと温度管理を行い、ハムちゃんたちが幸せに暮らせるよう環境を整えてあげましょうね!
看護師 日比野