コラム

みどり動物病院 コラム

ハーブについて
皆さんはハーブ治療をご存じですか?ハーブには様々な効果があり、ハーブの力を借りることによって動物が本来持っている自然治癒能力を引き出して身体のバランスを整え、病気を予防することができます。
 
主な作用として、栄養補給、体質改善、抗炎症、抗菌・抗真菌、抗ウイルス、免疫強化、精神安定などの効果があります。
ハーブ療法を取り入れるときは、すぐに結果が出ないからといって諦めないことが大切です。ハーブの効き目が現れるのは、処方薬より遅くなるからです。使用の際は獣医師との連携を忘れずに行って下さい。身体が健康な時ほどより効果が出るのもハーブ治療の特徴です。日々の食生活で心や身体の機能を正しくバランスの取れた状態に保つことが大切です。
ハーブの使い方も様々あり、ドライハーブ、フレッシュハーブ、ハーブティー、煎剤、浸出油、湿布などがあります。いずれの使い方にせよ、市販のハーブ製品を使う場合は最小目安量から投与し始め、経過をよく観察しながら必要に応じて、増減していきましょう。初心者の方には、まず市販のハーブサプリメントから、始めることをおすすめします。投与期間,量、回数はラベルの通りに行うのが良いでしょう。
一般的にハーブを使用する際は、1週間の内5日行い、2日休むというように週2日使用を控えます。こうすることによってハーブに対する反応の有無が分かりやすくなります。
ハーブ療法と聞くと敷居が高いように思えますが実際は簡単に取り組み始められるので是非ともこの機会に興味を持って頂けると幸いです。
                                      動物看護師 村瀬
2022.07.30
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