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みどり動物病院 コラム

梅雨の風物詩 “紫陽花” について
6月ももう終盤。本格的な梅雨の時期となりました。

6月、梅雨といえば紫陽花(あじさい)が見頃の時期です。
先日朝のウォーキングをしていた際にも紫陽花を見かけました。色鮮やかでずっと見ていられますね。

ふと、数え方はなんだろうと気になって調べてみました。
紫陽花は「○本」もしくは「○朶(だ)」と、ガクアジサイは「○輪」と数え、
意味は「ひとかたまり」「花の一枝」だそうです。
調べるまで知らない数え方だったので勉強になりました。

紫陽花を鑑賞しに出かけたり、お庭に植えたり室内で飾ったりと、愛犬・愛猫と一緒に見ることも多いかと思います。
ここで注意していただきたいのが、誤飲・誤食です。
一般的には、紫陽花の根・つぼみ・葉に含まれるアミグダリンという物質が中毒の原因と考えられており、誤まって食べてしまうと消化される途中で猛毒の青酸に変化し中毒症状を引き起こします。
症状としては、ふらつきや過呼吸・麻痺・痙攣・下痢や嘔吐など様々な症状が起こる可能性があり、
最悪の場合死に至ることもありますので、まずは食べさせないように注意しましょう。
万が一口に入れてしまったら動物病院へ連絡し、獣医師の指示を仰ぐようにしてください。

紫陽花を背景に撮ったお家の子の写真、とても可愛いですよね。
良いお写真が撮れたら、受付や診察室で是非見せてくださいね!

神谷

2023.06.29
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